新たな裏金?区役所倉庫から140万円 大阪市

裏金問題を調べている大阪市が、東住吉区役所内の倉庫から出所不明の現金約140万円を見つけた。同区役所では裏金口座があったことが明らかになり、解約後の残金約71万円の行方がわからなくなっている。市は、倉庫から見つかった現金の一部がこの残金で、残りは新たな裏金ではないかとみている。

 関係者によると、今月中旬に区役所内の倉庫の一つで、複数の茶封筒に入れられた現金が見つかった。

 市は裏金問題で2〜4月、3回にわたって全庁調査を実施し、東住吉区役所では5千万円を超える裏金が見つかっていた。調査終了直後に内部通報があり、旧税務担当部署が累計約107万円の裏金を作っていたことが発覚。裏金口座解約後の残金約71万円が行方不明になっている。

一方、当時の総務部署の担当職員は裏金を預かったことを否定しているため、市はさらに経緯を調べる。

 全庁調査終了直後に内部通報で発覚した裏金を管理していた職員は、調査や朝日新聞の取材に、「2月の調査の際に申告しようとしたら、総務担当部署の課長から『変な正義感を出すな』と言われ、断念した」などと話している。課長は、この圧力を否定している。

 大阪市の裏金は、市の調査検討委員会が6月にまとめた報告書では総額7億476万円にのぼる。うち3億円については、退職者も含めて関与した職員と幹部職員に自主返還するよう求めている。
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